起床して夢から覚める

自分がいつ自らの描きかけの絵のその時点での現実に気づくかといえば、起床直後である。
寝ている間にいろんなことが整理された脳と疲労物質が分解されて刷新した肉体、この二つをもって朝しょっぱなから結構な失望に襲われるという訳。
嫌になる位それの繰り返しだが、人間の心身にそういう機能が備わっていることは、前に進むためには僥倖というものだろう。

そしてここでこの言葉を引用するのもおこがましいというものだけれども失望はしても絶望はしてはならない、ということ(明石康・元国連事務次長の言葉)。

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