クッキーを買って混乱するの巻

クッキーが食べたくなって買った。その袋にはでかでかと「ゲランドの塩」使用と書いてあった。裏を見てみると使用されている食塩の中の「13パーセント」がそれということであった。自分はそれでかなりのリテラシーが消費者たる自分に要求されているように感じた。15でなく13であるところも印象的である。
極端な例で言えば100円ショップで買ったアクリル絵具の「あか」にリキテックスの例えばディープブリリアントレッドを13%混ぜて、明確に違いがわからねばならないということだ。

しかし確かにそのクッキーは美味しかった(し、上記の例の絵具の違いもわかるような気がする)ので、自分にはその感覚的リテラシーがあったのかもしれない。でもこれってむしろ相対的比重としてはかなりマーケティング戦略的なことだったのでは、とも思え、クッキーを買ったばっかりに自分の頭は多少ぐるぐると回転してしまったのである。

追)その後、この13%はもしかしたら「ふりかけて」いるのではないかと思った。だとすれば最初に味わうのは純粋ゲランドの塩だ。普通の塩とまぜて中にも外にも使うより、要求されるリテラシーも少しは減る・・。

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