夜はものがきれいに見えるので、楽しいけれど、困る。目のなかで美を創ってしまって、客観的な判断が難しくなる。

光が少ないから脳が感覚を補ってしまうのかな。人は皆結局は美しいものが大好き。だからきっと、そっちの方向に、補うのだ。見たいものを、見るために。

「美しいものが大好き」なんていうと、ますますナイーブな人間と思われるかもしれない。でも、自分は美の感受は人間の生理を基盤にしていると素朴に考えている。美の表現の新たな側面は、常に開拓されうるとは思うけど。

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