似てるの神秘

例の著名なねずみを簡単に描くには、大きい丸の上に少し小さめの丸を二個つけて中を黒く塗りつぶせばいい訳だが、いったいぜんたい似てるというこの神秘の現象はどう厳密に分析できるのだろう。例えば似てると似てないのキワは個別には確かにあるような気がするけれど、似てるが似てないに移行するその瞬間、何がキーになっているのか、見出すことはできるのだろうか。

他意はないけど「コテンパン」と「コンテンポラリー」って語感が似ている。コ、テ、ンは共通していてンについては出現回数も2回ずつ、パとポは同じパ行である。言葉の頭からの文字の並びもなかなか近い線をいっている。しかし、ラ行と長音の要素はコテンパンにはないし、字の数は3つも違う。なんだかめんどうになってきたので計算式は省くが、似てる度大体65%といったところか。これが50%をきると似てない、ということになるのか。

ということを考えて絵がうまくなるかはわからないが、題材にしたら何か創れそうな気もするので、いつかやってみることにする。

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