感覚

見ることを大量に減らさないと、読むこと、書くこと、語ることもまたものすごく減らさないと、創るための十分な時間は得られないかもしれない。

この断言がハズレとなる現実のありようなんて100万通りもあるけれど、料理していてあ、今塩はこれ以上いれちゃだめ!とふと確信するとき、たいていの場合いい塩加減になっているように、瞬間瞬間存在する真実について、人間の感覚はそれなりに信用できる精度を持っている、と確信したい。

同じカテゴリーの記事

  1. 唐突なシリコンバレー

  2. 静か

  3. グラス

  4. 垂直偏愛症

  5. 都会のマチエール

  6. 感覚の正当性

Blog「原初のキス」