音楽と絵画

音楽と絵画はかなり違うと思われており理由として音楽は時間芸術だというのがある。が、良い音楽をライブで聴いたりすると、視覚美術も音楽のようだ(ようでありたい)と思う。

絵は重なっていくから時間は下層や背後にあって表面から一瞬で透かすようにしか見えないが、創る過程ではずうっとひとつの曲のようにすべての瞬間において鳴って、響いていてほしいのであって、そうしたものがよいものになる。

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