尾崎放哉の定型詩は意外に地味なことを知って人生の真理に近づく

尾崎放哉(1885-1926)てば自由律俳句で著名な俳人であるが、普通の五七五もある。

一里来て 疲るゝ足や 女郎花
蛍とぶ 門が嬉しき 帰省かな

う~ん、正直あまりおもしろくない(と独断で判定)。

で、自由律の、

妹と夫婦めく秋草

・・・ものすごくグっときますですね。
様々な情景が想像できる。

結局、人がどういうフォーマットを選ぶかは、人生を左右しかねない重大事なんだろう。美術で言えば、絵画でいくか版画にするか、はたまた彫刻家になるか、とか。
サラリーマンでこそ天命全うという人もいれば、結局の処自営や経営に向いてる人というのもありそうである。

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