隠れたプロセス

他者が創ろうと自分が創ろうと、既に作品として提示されていようと制作中であろうと、ある絵画を見るとき、その絵画が平面上に展開している特徴的な「動き」と、感覚と思考に対する「作用」を見る。それを拡大あるいは援用して、他のものを生みだす。あるいは絵画以外の別のものと組み合わせて。

そういう見かたをしていて思うのは、優れた絵画というものは結局は、「絵画である」以外の価値へと向いた、それを想起させる力によって決まっている、ということ。

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