他者が創ろうと自分が創ろうと、既に作品として提示されていようと制作中であろうと、ある絵画を見るとき、その絵画が平面上に展開している特徴的な「動き」と、感覚と思考に対する「作用」を見る。それを拡大あるいは援用して、他のものを生みだす。あるいは絵画以外の別のものと組み合わせて。 そういう見かたをしていて思うのは、優れた絵画というものは結局は、「絵画である」以外の価値へと向いた、それを想起させる力によって決まっている、ということ。 Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it - 絵画/版画 グラス前の記事 雑誌掲載のお知らせ次の記事