少々の不満

「人間としては尊敬していますが、男性としては特に興味はありません。」

と言ったり、態度で示したりすると(別に先方がこちらに惚れているとか、そういうのでなくとも)、男性にとっては結構不愉快なようで、たいていの場合気がつくと目の前からいなくなっており、よって人間としての関係もそこでおしまい、となる。

これまでそういうケースは、数十をくだらない。おしまいにならない懐の深い人は、10人に1人くらいかな。他の女性に聞いても、こういうケースはとても多く、よく愚痴の言い合いになる。

誠につまらん。
私は男性というものを総体としては大変尊敬しているのだが、この点に関してのみ、もう少々進歩したらよかろう、と思う。
女性って男性と比較すれば、男性を男であると同時に人間として見ているような気がする。
あ、逆に、こちらが女性として興味を持たれないので人間関係が終わる、というパターンもあるかな。でもこれは同じ事象の逆バージョン。

自分はと言えば、人間としては尊敬していますが、女性としては興味ありません、と言われたことはない。正確には後半は数回あるが、前半がない。言われたら後半については、あ、そう、と思い、前半については悦にいることにする。
いずれにしても、人と人の関係は男女関係だけではない。関係の多様性というものがあるのだから、多様な関係を結べばいいだけだ、と、思うのだけど。

というような意見を表明すると、責められたと思うのかまたぞろ男性はぎょっとした顔をして口数が少なくなるのである。

こちらからは想像もできないくらい、繊細な存在なんですね。

 

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