Foundationは生き残る

絵画では下地づくりが重視され、私も下地のセミナーなどに時々出かけている。

自分は技法上カンヴァスはメインの支持体としていなくて、集積板(MDF)を使うことが多い。以前最初の層にジェッソをしっかり塗ればいいかと思ってそうしていたが、結局その下にシーラーを二層程塗って、シーラー、ジェッソ、その上から描画層としないと発色が優れないことに気づいた。

シーラーと言えば前専門のものでなくちょっと別用途の透明樹脂系のものを塗ったら描画の際にマスキングテープを使いそれをはがした時に、ぺりぺりと支持体からジェッソ・その上の絵具ごとまるまる取れてしまって泣いたことがある。

何が言いたかったかと言えば、方針・戦略、そして人格といった「下(=先)にあるもの」は重要だなあ~、という自分の日常的感覚のことだ。もっとも頭の理解と実践とは異なったりする。それをまざまざと見せつけてくれるのがまた、絵画のありがたいところである。

同じカテゴリーの記事

  1. アート作品におけるスケール(大きさ)問題に関するジェフ・クー…

  2. 空気は可視化できる

  3. 音楽家、美術家

  4. 雑誌掲載のお知らせ

  5. 絵は何の役に立つか

  6. 父のために

Blog「原初のキス」