先日知人とシルクドソレイユの「キュリオス」をお台場に見に行ったのだが、えらく面白かった。
そこで自分の面白さを分析するに、「能力を十全に発揮している」人々というのを日頃さほど目にしていないから、という結論に至った。
世阿弥の風姿花伝が「花」を芸能のキモとしていることはご存知の向きも多いと思うが、世阿弥の言う「花」とは実は「珍しさ」のことであると、彼自身が言っている。
自分も含め通常人々は、能力全開していることは稀だ(いつもしてたら疲れるし・・・)。だからシルクが面白い訳。オリンピックもしかりなのだと思う。