単純に見る

今日食事をした、欧米の人々と仕事上数多く関わってきた知人が言っていたのだが、彼らが日本に来て天ぷらなどを食べるとてきめんお腹を壊すというのである。
天ぷらってばみんな好きなのに、結構な高確率で駄目らしい(例えば二人いて二人ともとか・・)。
即ちアジア(日本もアジアの一部、当然ながら・・)発祥のものについて、彼らは非常に脆弱だということを彼は経験的に知っている。ということで、彼にしてみたらアジア発祥のウイルスに対して欧米の人々が比較的弱かったというのは特に不思議とは言えない事象で、ファクター X ってうのはコロナについてはまあそれはそうかもしれないけど、別の事象についてもあるからそっちの方が基盤なんでないの、というニュアンスだった。

これぐらい大局観から見たコロナ問題の解釈は結構実証的・論理的であると自分は感じる訳で、なぜ専門家と言われる人々が上述の下痢問題について少しも言及しないのかちょっと不思議に思った。 今般のコロナ禍において自分が感覚的に得た教訓としては、専門家っていうものは比較的専門バ〇って言うかそういうところも不可避的に生まれる(だって全ての時間をかなりの処専門領域に投入してたら必然的にそうなる・・)。だからみんなやっぱり協力していかないと、分かるものも分からないんじゃないかっていうことです。

人間っていうものは非常に狭い範囲で言えば(美術だって典型的にその通りなんだけど)、一人一人が何かしら専門領域っていうものを持っている。だからこれは我々 全員に関わることなのだ。

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