是蘭という名の由来を問われることがある。
本名の苗字も名前もありきたりで、どっちか覚えててもどっちか忘れる、という感じなので短くて覚えやすい名前にしたかったというのが元々の動機で、名前を考えていたときテーブルの上に蘭の花があったからつけた。要は「これ、らんなり。」という意味ですね。
あるものをそのままに見たいということ。それが何か創ったりするときのだいじな姿勢だと思って。
つまりThis is a pen. みたいな名前だが、それにしても英語の初級の教科書のしょっぱなに出てくるこの文(今もそうなんだろうか・・)、すっごくヘン。なぜならこういうことを言う機会というのが極めてまれであろうから。
物干し竿みたいなながーい棒の先に見えない位小さいペン先がついてるとか、「これ、ペンなんですよー!!」と声を大にして言わねばわからない代物か何かが、想定されているのだろうか。教科書の挿絵は、普通のペンの絵だったけどなあ。