25分は短いが60分は長い

時間管理、ToDo管理フェチの自分はフェチだけあってこれらの分野のことが超苦手なのである。

ストップウォッチを使って60分測り、その間に狙ったタスクを実行するという手を最近使ってみたら意外によくって、更に「ポモドーロ・テクニック」というものを導入してみた。

これは25分集中し5分休むというサイクルが基本なんだけどこれをやってみて思ったのは「25分、短すぎる!」ということだ。実の処、60分を測り始めたときはこの時間が自分の思っていた以上に使いでがある、という感じだったが、25分じゃほぼなにもできないよ・・・。

でもこの感覚は不思議。なにもできない時間が2個たまるとできる感になるとは・・。

という哲学的思考に脳のCPUを使い、もっと言えばそもそも60分法でうまくいってたのをポモドーロの方もいれちゃうとこが自分の「もっと研究すれば更にうまくいくかもしれない」という貧乏性的完璧(志向)主義のゆえんであり、この主義撲滅がもっとも時短に資するであろう。

一方、ポモドーロもやっぱりそれなりによかったのであって、結果としてはなぜかタスクリストの減り具合がなんと60分法の2倍位だ。

ただ欠点と言えばなんかせわしなくてやたら疲れるということである。こころに平安がなくなり、それを補償するがごとくに夜だらだらとTVを見たりして人生の有効利用度についてはあまり変わってない。

まあ刃物と同じで有効利用の責任は使い手の方にある。なんだって武道やピアノの演奏のように「スキル」だ。みんな、この種の時短モノを「ツール」や「テクニック」だと思ってるけどほんとはスキル。スキルは磨かなきゃ始まらない。

ポモドーロのタイマーを提供しているサイト

 

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