論理ではなく態度である

「希望」と「自信」には似たところがある。

自分の美術の恩師がいつも言ってくれたことに、「根拠のない自信を持て!」というのがあるが、確かに「自分、この自分のやりたいこと、いつかは(もしかしたら今すぐでも)できるかも・・」、というそこはかとない自信に論理的根拠など求めていたら、できるかできないか以前に、美術において必須であるところの「鍛錬」という名の試み→失敗の連続にすら耐えられない。

希望というものもまた、希望を必要とする場面は希望が自然には生まれなさそうな時なのであって、希望を持つことにしかるべき根拠なんてそう簡単に求められないのである。

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