先頃恵比寿のPOSTへ、カトリアン・デ・ブラウワーのブックサイニングイベントに行き、こちらで紹介されている本を購入。 非常にセンスのいい、上品寡黙でありながらセクシーな作品群。彼女の作品の中で自分
なりに特にぐっときたのがこのサイトの中にある顔の上の方が木になったりしている作品。
木と髪との形態的類似は明らかで、通常はもっと人を食ったような感覚が生じそうなものだが、むしろ深い詩情を感じる。敢えて表現すれば、人間、自然それらは結局のところ存在として通底しているのではないか、と言った、かなりシリアスな感覚を覚えさせられるのであった。
7月21日(日)まで、POST内 mini galleryにて小品が展示されている。