「表現の自由」という言葉は個人的には使うことのない言葉で、理由はあくまで論理的な座りの悪さを感じるからだ。
何かを言ったら糾弾されるから言わない言えないというのも「自己決定」を完全に行使しており、その意味で自由は確保されている。
自己決定をして表明した表現に対し弾圧・糾弾するのが問題だともし言いたいなら、「表現の弾圧が問題」、と具体的に言った方がいいように思うのであって、それを殊更「表現の自由」が侵されている、とか言ってうんぬんするのは、ちょっとウソっぽい感じがするのである。
(と、以前書いたブログを一部改訂して再録しました)。