ほぼ80%の確率

夕食時となりの席で話している女性二人組が、職場の同僚ないし上司への愚痴を一方が主に語りもう一方が同調しつつ増長させるという会話の流れで盛り上がってきたかと思うと突然、いきなり私の定義によるオカルトやニューエイジ方面(占いだの方たがえだの前世だの・・)になる、という確率があまりにもあまりにも高い。世代問わず自分の感覚ではほぼ80%くらいなのである。(私はいろいろなレストランに出没しているというのに)。

自分が社会学者だったらこれを研究対象にしたい(まずはほんとに80%なのかを確認しよう)。でも日本女性が30年間世界第一位という長命を享受しているということは、これが一種の「健康法」である可能性がある。調べるのは社会学者じゃなくて医学研究者の方がよいのか・・。

自分はアートを作ったり見たりするのも立派な健康法たりうると思っているが、ただ作ったり見たりするだけでは効果が十分でなく、いくらか見る物の質や見る方の鑑識眼というものが関係しそうだし、愚痴とかオカルトほどスカっとはいかないだろう。

でもなんだか、こっちの方をおすすめしたいような気がするのである。

同じカテゴリーの記事

  1. ポピュリズム

  2. 金と芸術

  3. 色んなことを感じ、考える私のオリンピック

  4. 全体と部分

  5. 差別は知識でなく動作である

  6. かなえちゃいけない夢ばかり

Blog「原初のキス」