やるぞー、と思ってできなくて、あーもうだめできなくていいや、と思うと急にできたりする。
美術やなんかでもその辺りの努力逆転の法則みたいのがしばしば出張ってくることがありなかなかややこしい・・・ということをぼんやり考えていたら、自分がいまだかつてほぼ絶対に失敗せず、一旦実行すれば大体においてうまくやりとげてきた事柄に気がついた。それは「掃除」である。
よくテストの前なんかにめちゃめちゃ部屋が掃除したくなる事があった。自分が思うにこれは成功するか失敗するかわからないことに向かうに際し生じてくる不安を無意識的に抑えようと、掃除という、ほぼ狙って打つことが可能な行為に逃げていたのではないか。
NHK のサラリーマンNEOを たまたま見ていたら、「契約は取れなくても汚れは取れる」と言っていて笑ってしまった。仏教の修行で掃除をするのもこれに関係するのかしら。一生懸命やってもできたりできなかったりすることって多いが、それだと修行できているのかいないのかよくわからんがゆえに・・。
それにしても美術制作方面における努力逆転の法則、この扱いはなかなか噛み応えのある問題のように思う。