以前、「和泉式部日記」を読んでびっくりした。帝の皇子に愛され、彼が亡くなったあとその弟にも愛され、結局館に招かれるのだが、全編、主人公は「はかなし」という言葉を繰り返す。夫との不仲などの問題はあれど、人もうらやむという感じだが、そういうことではないらしい。 平安時代って、無常をよーく理解しているということがよほどかっこいいことだったのかな。まあそれは、現代においてもかなりかっこいいことだとは、思うけど。 Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it - 日本文化 和泉式部日記 わかりやすさ前の記事 似てるの神秘次の記事