落語に技を見る

超老舗番組の「笑点」を見ても、あまり笑うということがないのだが(なんだか自分の笑うポイントをうまく外してくれている)、この前ふと、そこで出ている方々のやることなすことの全てが、技の固まりであることに気づいた。落語家さんだから考えてみたら当たり前だが、発声・抑揚、目線、立ち居振る舞い、等々、明確にあるいは微妙に、普通の人とは違う。

特に気に入ったのは、物腰に悪い意味の「真剣」とか「緊張」とかいう情緒が微塵も混じらない、独特な抜け感。姿勢に特徴があるような気もする。ああいうのも習うのかしら・・・。

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