「俺の」は何にでもくっつく

先日駅の売店で「俺のミルクキャラメル」と言う商品を見つけた。無頼風の「俺」にミルクキャラメルか・・俺のって何につけてもいいんだ、と思った。
ちなみに自分は珍しいぬいぐるみについて興味があり、これまで見た珍しいものは記憶していて、それらにはパソコン、餃子とシュウマイ、ブッダなどがあった。そうして先日、和食屋で「干物」のぬいぐるみを見かけたのでこの記憶コレクションに追加。
また自動販売機で売っているシュークリーム味とかキテレツな飲み物にも興味があり、電車待ちの間敢えて自動販売機のそばに寄って行きしげしげとラインナップを観察するのが趣味である。

これらは皆、そのカテゴリーならこうよね、という自然な成り行きというものからジャンプしている。俺のだったらミルクキャラメルより雷おこしの方が組合せとしては自然で、ぬいぐるみなら猫やうさぎ、飲み物であればオレンジジュースとかそういう常識から。つまり、素材と素材の間で距離を取って圧を強めるという、一種のコラージュ技法なのである。

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