変化という言葉、変化が必要だとは皆比較的よく口にする。政治、自分の個人的習慣、経営に関することなどなど・・。しかし変化とは、ごくごくささやかなものであっても結構難しい。それはこれまで慣れ親しんだ「感覚」に対し、理性によってより目的にあった「行動」を実際に選択するということであるからだ。感覚と行動というのは殆ど常にぴったりとくっついているのに!
だから、知識や理論や根性によって変われるとは自分は思わない。それはむしろ、身体的鍛錬に近いことだと思う。ピアノがまるっきりひけなかった人がひけるように訓練するみたいな。
ピアノひくぞーと納得すればひけるかのように変化を語る人々がいるけどね。自分もときおりそうなっているので大変に注意を要する。