ちがい

私的リサーチによると、少なくとも自分の住んでいている東京に関しては男子は全般的に放射能について心配しない人が多い。どのくらいかすべては精確にはわからない食品中のベクレルについても、「おいしく食べるのが重要かと思います。」と先日話をした美容師さん。他にも、放射能の「心配の方がからだに悪い。」「本当に心配なら住む場所を変えるなり具体的行動を起こすこと。心配がなくなるほどに行動しないのであれば、心配もしないこと。」という人、アメリカの自然放射線の高い地域に住んでいる知人は、「東京では心配する程のレベルではないです。鬱病による自殺がアメリカの何倍もある日本の社会的プレッシャーの大きさの方が問題かも。ちなみにアメリカは銃で撃たれる可能性が日本よりずっと高いです。」と具体的数値や計算式を科学的に丁寧に教えてくださった。

男女のDNAはちがうのだし、多面的に見れるので、これらの意見や情報を自分は歓迎する。自炊のときは買うものの産地は依然かなり吟味しているが。福島に住んでいる人は大変だと思う。恋人や夫婦で意見がばっちり合うときが少ないのはほぼ確実ではないか。

ところが、知っている範囲のアート関係の人々の大半が、男性であっても自分の持っている意見と基本あまり変わらない。反原発でない人とはひとりも会ったことがない。これはどうしたことなんだろう。

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