昨日国際フォーラムの東京ジャズフェスティバルに行って、ECMのミュージシャンでベーシストの人と立ち話していたら、彼が色々とおもしろいことを言っていた。「考えないで、とびこむ」「自分のしていることを、判断しないで、ただ、聴いている」「練習より、小さくてもたくさんの本番」「やって退屈するようなことは、そもそもする必要がない」など。
さる絵画コレクターの方から聞いた言葉を思い出した。誰が好きとかどういう作品がなぜ好きとか、皆聞くけれども、そんなことは説明できない。ただ圧倒的なものがあるからほしいと思う。そして今そういうものにであうことは少ない。皆頭で考えすぎている。それらの作品が、例えばボイスの作品のような強さを持つことは、あるか、と。