カンタンのその後

昨日壁に紙を貼ることに挫折した私は、それでもしつこくカンタン(に考える、行動する)について思いを巡らしていたのだが、なら適時頭の中で、「カンタン!」と自分に言う(あるいは命令する)のがいいのではないか、と思いついた。

これはいいアイデアかもしれない。なぜなら考えることにはヴィジュアルが伴わないので、フォントとか紙の色とかレーザー刻印などで過剰なマチエール(表面の材質感)を追及するとかいう要素がないからである。自分は視覚系だから絵を描いていたりするので、なんかやろうとするとついヴィジュアルにこだわるという、これは避けようがないのだから、壁に紙を貼るのはやめよう・・・。

しかし、目の前に貼ってあれば受動的にしばしば気がつくけれど、思い出すとなると適切なタイミングで自律的に思い出さねばならない、これはそもそもカンタンが苦手な自分にとって、できることなのかできないことなのか。と、考えて結局ことを複雑方面に進めてしまった。

きりがない複雑化習慣である。でもそんな風に「メタ認知」できてるのはいいことだし、「カンタン」という概念がちょっと入っただけでなんらか自分にはいい影響があるはず。そうカンタンに考えるようにしようと思う。

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