考える時に絶対やってはいけないこと、それはギリギリと一所懸命力んで考えることであると自分は思う。
むしろ何と言うか、フワーンとした感じでテーマの周りをさまようような、体もゆったりと力を入れずに広角レンズで思い巡らすの風がいいのではないかと思う。
そういうことを学校では決して教えてくれなかったのでいい歳になってからやっと気づいた。
クリティカルシンキングだのロジックツリーだのフレームワークだのの諸々もいいんだけど、それ以前に身体技法みたいな領域のスキルというものもあるのではないかしら。
教育というものがもっとずっと洗練されていったらこういうことなんかも教えてくれるのかな。
あるいはこのあたりは自分で発見していくということに本質的な面白味があるのかもしれない。