自分について客観視するというのは非常に難物なので、自分以外の人の作ったこの世に存在する色々な物事について言うわけだが、単に「おしゃれ」っていうのは実にしょうもないもんだなあと思う一方、野暮ったい、ダサい(死語?今の若々しい人々これをなんて言うのかしら)というのも更にいかがなものかと思う・・っていうのが今のところ自分のアート感覚的なお題というか関心事なのである。
自分がすっきりとかっこいい、シビれるー(またも死語)と思うような創造物って、これらの絶妙なる中間段階にあるんじゃないかしら。
ここで思い出すのは、ブッダの、中庸っていうのはこの上なく難しいんであるという、この通りの言い方だったかどうかは分からないがそういう主旨の言葉だ。
それにしても自分は特に信仰心があるわけではないが、彼の言うことはいつどのような状況でもすこぶる正しいと感じられる訳であって、すべてがみっちみちに関係していて(因果ってそういうこと)、そうして慈しみあうのはお互いのために結局とても大切だという、これはこのコロナの状況においてもまったくもって真実なのに違いない。