コラージュと感覚

素材を置くとき、自分の感覚だけに頼ってはだめだ。
自分の感覚から少し、ずらすこと。
その隙間に、作品に価値を加える何かが滑り込む。

コラージュは、跡を残さずに素材の位置を自由に動かすことができるが、これはごく重要な特徴である。
顔料と筆を使う絵画では、基本的にそれは難しい。

つまりコラージュは伝統的絵画に比べ、より本質的で素朴な形態で、「試みるということ」に関連する何かである。

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