装丁展での感想

以前、美しい装丁の展示を見たことがある。来ていた人誰もがとても喜んでおり、これ素敵、あれも素晴らしいなどと盛んに評していて、作品も結構売れていた。
自分は少し羨ましく思った。本の装丁における人々のリテラシーはおそらく絵画に対するそれよりも随分と高い。絵についての、知識に基づいたあるいは自分なりの評価軸を持つことは、現状美しい本を見分けるよりも難しいことには違いない。

同じカテゴリーの記事

  1. とても難しい

  2. 点をつける、ということ

  3. ネガを見る

  4. アートのフレームワーク

  5. 秘すれば花

  6. なぜモテたんだろう?

Blog「原初のキス」