どっちが牛耳っているんだろう

今日ちょっと興味を持って感染症の歴史についてリサーチしてみたのだが、感染症(その多くがウイルス系)において、人類の歴史はめちゃ影響を受けてる。
代表的には中世のペストにおいて神に対する疑いが生じたり、宗教改革のトリガーになっていたり、ルネサンスの発端になっていたりするし、またスペイン風邪(スペイン風邪って言う割に発祥アメリカなんだけどね)が第一次対戦の終結を早めたらしい、といったあたりである。
てことが何を意味してるかと言うと、人間はあたかも自分たちが世界を牛耳ってると思うけれど、人類の歴史自体がウイルスによって多かれ少なかれ左右されているということだ。
でもこれは別に珍しいことじゃない。なぜならば、存在するもの全ては関連性の中にある。ウイルスにしてからが、とりついた先がすぐ死んじゃったりすると自分も死んじゃうので、適当に毒性を弱めて共存共栄で行こうとしたりする戦略を持っていたりするんだから。
そんなの冷静になって自分の周りの現象を見つめてみれば、火を見るよりも明らかなこと。
そうしてそんな風に世の中を眺めて自分が今できることをする、それが恐らく、「正解」になる可能性が、論理的には、高い。

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