ラブ君との散歩

ラブ君は友達が以前飼っていた犬で、私はこの犬と仲が良かった。今朝この子と散歩をしている夢を見た。最初はもちろん首輪をつけて連れていて、ラブ君は自分と前後しつつそこそこ楽しそうに歩いていたが、そのうち疲れてきたのかペースが乱れてきた。彼の首輪と自分の間の鎖がたるんだりひっぱられたりしてちょっと歩きづらいなあという感じになり、そこで首輪を外したのである。

ラブ君はドーベルマンだ。ドーベルマンの性格は猪突猛進ではあるものの別に乱暴者ということはないのだが、世の中一般の人にはやや怖いイメージがあると思うので首輪を外す時躊躇したが、結局外した。茶色の革の首輪は、ひどく古びていてちょっとカビでも生えていそうな雰囲気であり、鎖も錆びていた。その首輪と鎖を道の上に放ったまま、私達はまた歩き始めた。すると彼は自分の膝の横にぴったりくっついてきて腰の方も少し捻るようにして私の膝の裏に軽く当てて、自分達は一体となって歩き始めた。こっちの方が随分楽で、とても楽しくなってきた、という夢。

自分を統制しようとすると返って自分から遠ざかる、という結論はもちろん単純すぎるし、全ての場合にあてはまる訳でもないが、何かその類のことをこの夢が言っているのは、あるいは自分の中にこの夢をそう解釈させる理由があるのは、明らかである。

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