美術検定の公式テキスト、「西洋・日本美術史の基本」(美術検定実行委員会編・著)を買ってみた。
ものすごく簡潔にまとめられていて、美術史に非常に強い訳ではない自分としても「ここまで言い切っていいのかな・・」とところどころ不安になる部分があるが、その部分こそが大変にイマジネーションを刺激する。
たとえば、コンセプチュアル・アート = 考えだけを伝える芸術、と言われると、確かにそうではあるがそうでもない気がしてくる。「本当に」考えだけを伝えるには、どういう芸術形態があるのか、などと色々に考えた末に、だんだん興奮してきてしまうのである。
勉強になるのみならず、ものすごくクリエイティブな使いみちがありそうなテキスト。