今日のリア充

最初にリア充という言葉を聞いたときはびっくりした。昔は充実と言えばリアルに決まっていたからだ。概念としてリアルが分離されたからには、ヴァーチャルでいて充実する(しうる)という位にヴァーチャル方面がそれこそ充実・進化したからで、資本主義社会的にはめでたいことに違いない。

ところで本日自分は大変にリア充だった。エレクトロラックスのコードレス掃除機の具合が悪くなり、5ミリ角の紙切れすら吸い取れなくなってしまったのだ。大体音がでかすぎる。一週間位これで結構不自由し、部屋は埃っぽくなるし閉口していた。もしやと思い掃除機の掃除をすることにし、各部品を外し始めた。それにしても部品を外すためのボタンやフックみたいのがいちいち超固く、「自分は今間違ったことをしている」という確信がどうしても生まれてしまうので何度も取説を確認するが、いっこも間違ってない。力任せ方面に努力し、取れる部品は全部取った処、案の定吸い込み口の少し奥がごみで完全に閉鎖していて、ピンセット、綿棒、ウェットティッシュを出動させ業者なみの(多分)クリーニングが終了、掃除機は完全復活した。

思えば、ここ2,3週間の中で最大のリア充事案はこれだった。

・問題発生
・解決のための仮説構築
・やってみる
・うまくいく

という黄金の流れでリアルが展開したからだ。

まあでも掃除機の復活でこんなによろこんでていいのかな。

他によろこぶことがあってもよさそうなものなんだけど。

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