いわゆるところの共感覚とはまた違うのだが、五感の主たる利用分野が違うもの例えば音楽と絵画などの質の上下を自分はよく比べている。もっと言えば料理とだって。何を言っているかと言えば、例えば近所の駅ビルの3Fのカフェでランチにスパゲティを食べるとする。それとその日手がけている自分の小品のどっちが上かを判断するのである。感覚に対する総合的な圧力やそのキレ、快感度だからできないこともない。
自分との比較において、勉強になるのは圧倒的に質の高いものを見聞き、食べ、経験すること。だから良いものに接することが重要という、当たり前の結論となる。