Picturing things, taking a view, is what makes us human.
というゲルハルト・リヒターの言葉を先にこのブログで引用した。絵を描く、あるものの見方を取るというのが人を人たらしめる、というようなことだと思うが、考えてみたらこのふたつ、密接に関連しているものとして、リヒターは提示しているのだろう。もちろんひとつの文として表しているのだから当たり前のことなのだけれど、最初にこの文を目にしたときは、引用する位だからすごくいいなあ、とは思ったけれども、Picturing things と、taking a view の間の関連については明確には、少なくともちゃんと言語化して認識してはいなかった。
人って改めてものごとを見ると新しい発見があったりする。その機構自体、自分には興味深い。