入浴剤というものは人工着色料や香料等がてんこ盛りだったりもするが結局の処気分がいいので浴槽に入れるのだけれど、自分は好んで、ひと箱に色々な香が入っている炭酸入浴剤を買ってくる。タブレットの袋はその香にあったイメージの色をしていることが多く、例えばバラはピンク、森の香り(ってなんだろう?)は緑、ラベンダーはむらさきといった具合である。
不思議なのは朝夕風呂に入る時に決して自分がそれをテキトーに選んだりしないことだ。明確に、今は何色の気持ちなのかがあるのである。それを決定しているものは必ずや存在するはずなのだが、自分からはそれを論理的に説明することができないところがおもしろく感じる。