アナログ

PCだってアナログだ、と思うのである。

毎朝PCに電源を入れた際、Skypeが自動で立ち上がるようになっているのだが、使わない日も多く下に出るアイコンが気になるので即座に終了する。その時にさも終わります~的な下降音が鳴るのだかこの音が最初はおっきくしっかり鳴っていたのに、いつかしっぽの方が途切れるようになり、その途切れ方や出だしの音の大きさやなんかが日々さまざまな変化をたどりつつやがて全体がきれぎれになり、今は鳴らなくなった(立ち上がる時の音は今もちゃんと鳴っているが)。そして鳴らなくなったかわりに現在は一瞬デスクトップ全体のアイコンが0.1秒位消えちゃう。

この変化とその変わりゆく速度、また変化も一本調子でなく前の状態に少し戻ったりとまるで人間の老化のようにアナログな進行をするので自分はおもしろく、毎日少し楽しみにしていた。

そして何事もアナログであるが故の性としてその自分の楽しみも、デスクトップの全アイコンが一瞬消える状態に至り、このPC大丈夫?との心配方向にじわじわと変化しつつあるのである。

同じカテゴリーの記事

  1. エジソンがいなければ

  2. ゲームと美術

  3. デバイドと私

  4. 音声入力雑感

  5. 新元号は当たらなかった

  6. スマホは意識の外在化である

Blog「原初のキス」