「おそ松くん」と画力

先日書いた「おそ松くん」について更に。

部屋の模様替えのために家具の配置を何通りか考えた。

部屋に模した四角いハコをいくつか紙に描き、家具の置き場所案を図にしてそういう方面に明るい友達に見せて相談したら、私のことを昔から知ってて絵もすごく上手なその人は、「絵が少しうまくなってる、ハコの大きさ、形が大体同じになってるもんね。」と言った。

四角いハコだってフリーハンドで同じように描けるようになるには多少なり時間がかかるのであって、まったくといっていいほど同じ顔のおそ松兄弟を描く赤塚不二夫の画力って、いまさら言うまでもないけれどやっぱりすごい、と素朴に感心。

・・・と言いつつ、真偽の程はわからないが顔は大量にコピーして原稿に貼っていたという説もあるそうですね。コピー機商用化ごく初期にそこまでやったかはかなり疑問だが、いずれにせよ赤塚不二夫の偉大さは変わらない。賛成の反対も反対の賛成も実の処どっちも反対、なんて、あまりにすごすぎる!

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