コラージュと感覚

素材を置くとき、自分の感覚だけに頼ってはだめだ。
自分の感覚から少し、ずらすこと。
その隙間に、作品に価値を加える何かが滑り込む。

コラージュは、跡を残さずに素材の位置を自由に動かすことができるが、これはごく重要な特徴である。
顔料と筆を使う絵画では、基本的にそれは難しい。

つまりコラージュは伝統的絵画に比べ、より本質的で素朴な形態で、「試みるということ」に関連する何かである。

同じカテゴリーの記事

  1. 可能性

  2. 横顔

  3. コラージュ等の制作について

  4. コラージュと作意

  5. 組み合わさない

  6. 逆バリ、もちろん過度に意図的ではなく

Blog「原初のキス」