ものすごく落ちている

いつかの冬、日比谷のペニンシュラだったかで知人とお茶をしていて、帰り際に彼がコートのボタンがないのに気づき、テーブルの下を探した。

ほどなくして、「あった!」と言うのでよかったーと思ったら、
「・・・でもこんなに小さくなってる・・・」と見せてくれたボタンはなくしたものの1/3くらいの大きさだった。要はそのボタンではなかったのである。

その後ホテルを出て探しながら来た道を歩いた。するとたった100メートルぐらいの間に3コもボタンを発見した。落としたボタンは結局なかった。

そんなことが世の真実(少なくとも日比谷近辺の)であることを知っている人は1億2千万人の内3人くらいかもしれないけれど、ほんと道にはボタンがすっごくたくさん落ちている!

 

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