装丁展での感想

以前、美しい装丁の展示を見たことがある。来ていた人誰もがとても喜んでおり、これ素敵、あれも素晴らしいなどと盛んに評していて、作品も結構売れていた。
自分は少し羨ましく思った。本の装丁における人々のリテラシーはおそらく絵画に対するそれよりも随分と高い。絵についての、知識に基づいたあるいは自分なりの評価軸を持つことは、現状美しい本を見分けるよりも難しいことには違いない。

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