魔法の壺  

昨日知人と沖縄料理の店に行き、「カラカラ」という陶製の酒器に入った泡盛を飲んだ。

カラカラとはこれ

このいれもの、見かけは1合あるかないかくらいの大きさしかなく、二人ならあっという間になくなりそうなものだが、いっくら飲んでもなくならない。中は見えずまたそれ自体そこそこ重量感のある器なので残量の予測は不可能、でも今度こそ最後かな~と注ぎあってもいつまでもなくならない。ついには注ぐたびに「まだ出る!」とげらげら笑いながら飲んでいた。それでも延々なくならないので、「四次元につながってるのでは・・・」と最後はちょっとコワくなった。

酒の度数とか器の形などがこちらの感覚に作用しているのだとは思うけれど最近最も不思議に感じたことのひとつ。

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