最近私は、「アウフヘーベン」ということに興味をもっているのだが、それは色んなことが白黒つけるとか二つのうち一つを選ぶとかいう単純な問題というよりも、なんだか第三の答えを要請しているような気がするからである。
以前同じようにアウフヘーベンに凝っている東京大学の先生に、「アウフヘーベンして成果を上げるコツは？」と聞くと、「徹底して論理的であること」との答えであった。そうか、なんか発想の飛躍というか、逆のイメージだったけど。論理的であることが実は一番飛べるのかも。
大体真に論理的であれば、自分が問題だと思ってることがそもそも問題なのかどうかだって、わかるはず。
