世の男性が女性のボディ・ランゲージが読めないことにときどきびっくりする。もちろん、全員ではない。
女性だって男性のを読んでないかもしれないけどさ。でも男性はからだより言葉や具体的行動で、表現しちゃうんじゃ、ないかしらん。
顔がにこやかであるとか話がはずむとか、自分をたててくれる、とか自分や自分のやっていることをよく理解してくれたり興味深げに質問してくれる、とか外出や食事の誘いに応じる、などは全然好意の証にならない(応じないのは尚わるいが)。メールの即レスもしかり。そんなのは単に社交上とか、習慣の問題にすぎなかったりする。
並んで座ったときに相手との間にコートやかばんを置く、膝の上にものを置くというのはよくない兆候。微妙にしかし着実に離れた側に座るとか。
きわめて快活に話し続ける、などはかえって相手にスキをみせまいとする意識だったりもする。
逆に好意を表現する行為。相手の眼の奥を見て話をする。沈黙を恐れず、黙っていながら、にこにこしていたり、おっとりと落ち着いていたりする。自然な折りに、自然な感じで、からだに触れる。