グルジアの国旗と音楽

グルジア料理を食べにいって店に飾ってあった赤と白の美しい国旗を見て思ったのだけれど、国旗というのは企業ロゴのように厳密にデザイン的にその定められた各部の比率などのある、PCで作ったみたいなカチっとしたものではなくて、むしろ人の手で描いたようにとても懐の深いものであると、思った。「記号」というより「象徴」としてのあり方・・。

グルジアと言えば、ギア・カンチェリという作曲家がいるが、実にすごい音楽。人間でなく天使が奏でているみたいな。Wikipediaの彼の項を見ると、とてもうまく説明してあって感心した。「長く・抑えた・苦しそうな弦の不協和音に対して、スローで頭にこびりついて離れない短調の旋律の断片から成っている。」とかね。

ギア・カンチェリ「風は泣いている」

 

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