アートのフレームワーク

先日ふと、すべてのアート作品はコンサルさんなどもよく使う2軸4象限で位置付けると、新しいか古いか軸と強いか弱いか軸でMECEに分類できるという気がしたのである。技術的にうまいとか下手とか軸もあるんじゃないの、とか言われそうだが、それは結果として表現としての強さ弱さに包含されちゃうので問題ない(包含されるというか・・超絶技巧でもグっとこなけりゃあまり意味がない)。

新しくて強いというのが明らかに最高、古くて弱いっていうのが最低の位置づけ。中央周辺にはさほど新しくも古くもないし強くも弱くもないみたいなのがどっさりと位置するが、一方新しくて弱い作品とか古くても強い作品とかもあって、コンテンポラリーにおいては乱暴に言えば前者の方が分が良いと思う。

だからどうっていうこともないんだけれども、展示に行った際などそういう風に無理やり分類して作品を見てみると、結構エキサイティングなのではないか。つまりこれは、制作にも鑑賞にも使える視点なのだ。

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