絵を描いているときなど、ふと腕組みしてどうしようかなあ、とか考えているときがあるが、こういう場合のほぼ90%は実は考えてない。つまりほんとうは感覚やからだが疲れてしまい手を動かすのがおっくうになっていたりするのだが、かといってばりばり続行するほどの力もないとき、考えてるふり、で自分をだましつつお茶をにごしているのである。 こういうことではいけない。感情は考えてるふりをする。感情とは自分が思っているよりずっと巧妙な動きをするものである。 Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it - 制作と制作心理 長谷川潾二郎の目前の記事 動機次の記事