自分が野良猫だとして向こうから自分より明らかに強そうな別の野良がやってきて対峙することになったら、
1 速やかに逃げる
2 さっさと腹を見せて攻撃を逃れる
3 虚勢を張り、強そうなふりをして相手をその場から立ち去らせる
4 死ぬ気で戦う
あたりが主な戦略だと思う。
あとは4の変形として、覚悟のないまま適当に相手に向かっていって当然かなりやられる(もはや戦略とは言えない)、というのや、まずは1や2でしのいでおいて、密かにケンカの鍛錬をし、後日改めて立ち向かうといった中長期攻略を実行する、というのもある。
何のことを言っているかというと、苦手なものに処する際の選択肢について分析していたのだ。自分のシュミとしては2と3が好きだ。2の腹を見せて難を逃れるというのは、いわば弱さという欠点あるいは性質そのものを認めた上で、それを結果として利用して難を逃れているし、3はとにもかくにも工夫というものは、しているから。
しかしぼーっとしているとえてして1を多用したり、あるいは無謀にも4や4の変形に走ったりしてるという状況が起こりがちなので、結構注意してないと危ないなー、というのが自分の分析の結論である。