アルゴリズム探偵

自分はタスク管理にTodoistというソフトを使っている。年の初めには「去年のあなたの活動レポート」みたいなものが送られてきて、1年で何件処理したとか、タスク処理した時間などから一番生産性の高い曜日や時間を教えてくれて、なかなか楽しめる。
自分は2942件のタスクを完了し、一番生産的なのは火曜日の夜10時だったそうだ。
この件数はなんとTodoistのユーザー(1千万人位いるらしい)の中で上位2%に入るという。

一瞬おお!と思ったが、ルーチン設定が簡単にできるこのソフトの特性を利用し、自分は「やんなきゃいけないけど腰重い」といったタスクも含め、「毎日」に設定しているものが多数あって、夜になって淡々と「今日もできなかった・・・」と、消しちゃう(ルーチン設定になっているので明日は明日で現れる)ことが多いのだ。がゆえに、処理した(とみなされる)タスクが多くなるのであろう。

別件だが現在のブログプラットフォームで、アーティストで登録している434名の中で先日2位に躍り出たのでこれも一瞬おお!と思った。いつもはせいぜい60~70位台でもいい方。でも、考えてみたらその日は、過去のページの中で下書きとして埋もれているものがないか見ていったために自分でせっせとページビューを押し上げたのである。詳しく仕組みを読んでないけれども多分それが理由だろうという類推が成り立つ。

また知っている方が名前を入れると今年のあなたを表現する言葉を教えてくれるサイトについて書いてらしてやってみたら自分の場合「優雅」だった。今年が優雅に推移すれば喜ばしいけれども、自分の本名に関係のある漢字がもろ含まれているので、なんらかアルゴリズムに文字や文字の形態などが関係していると、こちらも類推してみたのであった。

ということでこれまでのところ、アルゴリズム探偵が探偵した結果たまたま「なんかわかる」という感じにはなってる訳だ。

一方、昨日は水たまりでお水を飲んでる二羽の鳩を見て、元気でね!という気持ちに自然になったのに、先日キッチンで遭遇した黒い虫は即座にシューである。自分のアルゴリズムを理解するのは難しい。

考えてみたらなぜ自分が他のでなく今描いているような絵を描くかというのも、それが自分の出力であるにも関わらず、依然として本質的には多いなる謎に包まれており、こちらの方はほぼ一生ものの謎と言ってもいいような気が絶対的にするのであった。

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